AI駆動開発ジャーニー

Claudeの始め方:最初の30分でやることリスト

公開: 2026-05-31 · 著者: GRAMSHIFT

登録から最初のプロンプトまで、コードが書けなくても始められる手順

Claudeの始め方:最初の30分でやることリスト

前の記事(AIに「やらせる」ってどういうこと?)で、AIには「教えてくれる相棒」と「実際にやってくれる相棒」がいる、という話をしました。この記事はその続きで、実際に Claude を触り始めるための最初の30分を、手順そのままでまとめます。

特別な準備はいりません。ブラウザとメールアドレスがあれば始められます。コードが書けなくても大丈夫。読みながら、実際に手を動かしてみてください。

はじめに:2つの「Claude」を区別しておく

つまずく前に、ここだけ押さえてください。Claude には入口が2つあります。

  • claude.ai(ブラウザのチャット) — まずはこれ。登録してすぐ、文章でやり取りできます。最初の30分はこれだけでいい。
  • Claude Code(開発者向けのツール) — コードや作業を“実際に実行”までさせたい人向け。パソコンにインストールして使う、少し上級者向けの入口です。

この記事では、まず誰でも触れる claude.ai で始めます。Claude Code は「もっと任せたくなったとき」の次の一歩として、最後に触れます。最初から完璧な環境を作ろうとしなくて大丈夫です。

ステップ1:アカウントを作る(約5分)

  1. ブラウザで claude.ai を開く
  2. 「Sign up(登録)」を選ぶ
  3. メールアドレス、または Google アカウントで登録する
  4. 確認メールが届いたら、リンクを踏んで認証する

これで完了です。無料で試せる枠があるので、まずはお金をかけずに始められます。本格的に毎日使うようになったら、使える量が増える有料プランを検討すればいい。最初から課金する必要はありません。まずは無料で「自分の用途に合うか」を確かめましょう。

ステップ2:画面の見方(約3分)

ログインすると、シンプルなチャット画面が出ます。覚えるのは1か所だけ。

  • 画面下の入力欄 — ここに「やりたいこと」を日本語で打ち込む

それだけです。難しい設定は要りません。メッセージを送ると、Claude が返してくれます。会話はそのまま続けられるので、返ってきた答えに「もっとこうして」と追記すれば直してくれます。1回のやり取りで終わらせず、会話を続けるのが基本だと覚えておいてください。

ステップ3:最初のプロンプトを打ってみる(約10分)

いきなり完璧な指示を考えなくていい。「こういうことをしたい」と素直に書くだけで、Claude が形にしてくれます。試しに、次のどれかをそのままコピペしてみてください。

  • 初心者向けに、AIの使い方を3つの段階で説明して。例えも入れて。
  • 週末にできる個人開発のアイデアを、難易度別に5つ出して。理由も添えて。
  • この文章をやさしく書き直して:(あなたの書いた文章を貼る)

返ってきた答えに対して、「もっと短く」「専門用語を減らして」「箇条書きにして」と続けて頼んでみる。やり取りしながら仕上げていく のが、AIをうまく使うコツです。一発で完璧を狙う必要はありません。むしろ「ラフに投げて、会話で寄せる」方が、結果的に速くて良いものになります。

ステップ4:「ファイルを渡す」を試す(約7分)

Claude は、文章やファイルを渡すと、それを読んで作業してくれます。ここで一気に「相棒感」が出ます。

  1. 入力欄の近くにある添付(クリップ)アイコンを押す
  2. 手元のテキストや画像、PDFなどを選ぶ
  3. この内容を要約して」「ここの改善点を教えて」と頼む

自分の資料をもとに答えてくれるので、ぐっと実用的になります。たとえば自分が書いた長いメモを渡して「3行に要約して」と頼んだり、企画書を渡して「弱い所を指摘して」と頼んだり。「自分の文脈を渡して、その上で考えてもらう」 — これが前回の記事で言った段階②(実際に作業させる)の入口です。

つまずきポイントと対処

  • 返事が長すぎる / 固い → 「もっと短く」「やさしく」「友達に話すみたいに」と一言足す
  • 思った答えと違う → 責めなくていい。前提や例を1つ足して「たとえば〜の場合は?」と聞き直す
  • 無料枠を使い切った → 時間をおけば回復します。毎日たくさん使うなら有料プランを検討
  • 英語で返ってくる → 「日本語で答えて」と書けばいい
  • 専門的すぎてわからない → 「中学生にもわかるように」と頼むと一気に噛み砕いてくれる

AIは「一回で当てる」より「会話で寄せていく」道具だと思うと、ぐっと楽になります。間違った答えが返ってきても、それは失敗ではなく「会話の途中」です。

次の一歩:もっと任せたくなったら

ここまでで、Claude は「教えてくれて、渡した資料で作業もしてくれる相棒」になりました。もし「作業そのものを実行までさせたい」(例:ファイルを直接書き換える、コマンドを動かす)と思ったら、それが Claude Code(開発者向けツール) の出番です。インストールが要るぶん少しハードルは上がりますが、できることの幅は大きく変わります。

ただ、焦らなくていい。まずは claude.ai で「言葉にして、会話で寄せる」感覚をつかむ こと。そこが全ての土台になります。慣れてきたら、任せる範囲を少しずつ広げていけばいい。AIへの任せ方の全体像は、前回の記事(GPTとClaudeの違い)で3段階に整理しているので、合わせて読むと地図がはっきりします。

「自分にもできるかな」と思っていた人ほど、最初の30分で印象が変わるはずです。まずは1つ、今日中に何か頼んでみてください。

筆者: GRAMSHIFT — Instagram 自動運用 SaaS『GramShift』開発者。saas-diary.com / ai-pick.tech / lab.ai-pick.tech / host.ai-pick.tech など複数メディアを、Claude Code を主軸に一人で運営。本記事の使い分けは 2026 年 5 月時点の実運用での体感に基づきます。

よくある質問

Claudeは無料で使えますか?

無料で試せる枠があります。毎日たくさん使うようになったら、使える量が増える有料プランを検討すればよく、最初から課金する必要はありません。まずは無料で用途に合うかを確かめるのがおすすめです。

claude.aiとClaude Codeは何が違いますか?

claude.aiはブラウザで使えるチャットで、最初の入口に最適です。Claude Codeは開発者向けのツールで、ファイルの書き換えやコマンド実行など“作業の実行”まで任せられますが、インストールが必要で少し上級者向けです。まずはclaude.aiから始めるのが無理がありません。

うまく答えてもらえないときは?

一発で当てようとせず、“もっと短く”“やさしく”“たとえば〜の場合は?”と会話で寄せていくのがコツです。前提や例を1つ足すと精度が上がります。間違った答えは失敗ではなく会話の途中だと考えてください。